実家じまいってなに?

**「実家じまい」**とは、お父さんやお母さん、またはおじいちゃんやおばあちゃんが住んでいた「実家(じっか)」を、誰も住まなくなったあとに片づけたり、売ったりすることです。

たとえば:

  • おじいちゃんとおばあちゃんが亡くなった
  • 両親が施設に入ってもう住まない
  • 実家が古くなって住めなくなった

こんなとき、そのまま放っておくと、家が傷んだり、お金がかかったりして大変です。だから、「実家をどうするか」を考えて、きちんと終わらせる作業が必要になるんです。これが「実家じまい」です。


具体的に何をするの?

実家じまいでは、次のようなことをします:

  1. 家の中の荷物を整理する
     → いらないものは捨てたり、リサイクルしたりします。
  2. 家の名義(持ち主)を確認する
     → 誰のものか、相続の手続きをすることがあります。
  3. 家をどうするか決める
     → 売る、貸す、更地にするなど。
  4. 近所や役所に連絡することも
     → 空き家になるときは、近所に迷惑がかからないようにする。

どうして必要なの?

放っておくと:

  • 空き家になって、泥棒や火事の心配がある
  • 固定資産税(こていしさんぜい)などのお金がかかる
  • ゴミやカビで、近所に迷惑をかける

こんな問題が出てきます。


まとめ

実家じまいとは、誰も住まなくなった家を、きちんと片づけて、次にどうするか決めることです。家族の思い出がつまった大切な家だからこそ、ちゃんと考えて行動することが大事なんですね。


では「実家を売ったときの税金と特別控除」についても、中学生でもわかるようにやさしく説明します。


実家を売ったら、お金がもらえる。でも税金がかかる?

実家を売ると、お金(売ったお金=売却代金)がもらえますよね。

でもそのお金のすべてが自分のものになるわけじゃないんです。

なぜかというと、「税金(ぜいきん)」がかかることがあるからです。


どういうときに税金がかかるの?

たとえば:

  • 昔、実家を500万円で建てた
  • 今、それを2,000万円で売った

この場合、利益(りえき)=もうけは、
→ 2,000万円 - 500万円 = 1,500万円

この「もうけ」に対して、**譲渡所得税(じょうとしょとくぜい)**という税金がかかるんです。


でも安心!「3,000万円の特別控除(とくべつこうじょ)」がある!

ここで登場するのが「3,000万円の特別控除」というルール。

これはかんたんに言うと:

実家を売ったときの「もうけ」から、最大で**3,000万円まで引いてもいいよ!**という特別ルールです。

さっきの例で見ると:

  • もうけ:1,500万円
  • 控除:3,000万円までOK
    → 1,500万円 - 3,000万円 = マイナス

つまり、税金ゼロ!


この特別控除を使うには、いくつか条件がある

たとえば:

  1. 親が住んでいた「家」であること
  2. 売る前に、誰も住んでいないこと(空き家になっている)
  3. ちゃんと手続きをすること(確定申告が必要)

他にも細かい条件があるけど、ざっくりいうと「正しく家を売ったら、ほとんどの人がこの控除を使える」んです。

詳しくは、国税庁ホームページ「No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」を参照してください。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3306.htm


まとめ

  • 実家を売ると税金がかかることがある
  • でも「3,000万円の特別控除」があれば、税金がゼロになることも!
  • 使うにはルールや申告が必要